特殊算とは? 種類の一覧と、それぞれの考え方
特殊算は、決まった型の文章題を、方程式を使わずに解くための算数の解き方です。鶴亀算・旅人算・仕事算・植木算・ニュートン算などがあり、中学受験の算数や、就職試験の SPI の非言語でよく出ます。
種類は多いものの、要になる考え方は少しです。「全部が片方だったら」と仮定する、変わらない量(差や食塩の重さ)を見つける、1 分(1 日)あたりの量に直す。どれも、方程式で解くときの式の意味を、目に見える形にしたものです。
和と差の特殊算には、どんな種類がある?
速さの特殊算には、どんな種類がある?
割合の特殊算には、どんな種類がある?
| 名前 | どんな問題 | 要の考え方 |
|---|---|---|
| 仕事算 | 何人かで仕事をすると何日か | 全体を 1(最小公倍数)とし、1 日の量に直す |
| ニュートン算 | 減らす間にも増える行列や水 | 2 つの条件の差から、1 分に増える量を出す |
| 濃度算 | 食塩水を混ぜる・薄める | 食塩の重さで考える |
ほかにも、損益算(原価・定価・売値)、相当算(全体の何分のいくつ)、分配算(和と比から分ける)、消去算(2 つの式から 1 つを消す)などがあります。
方程式で解ければ、特殊算はいらない?
答えを出すだけなら、方程式で解けます。どの記事にも「方程式で解くと」の節を置いたとおり、特殊算の手順は、方程式の変形とほとんど同じです。
それでも特殊算の考え方を知っておくと、式を立てる前に答えの見当がつき、式の意味もわかります。中学受験では方程式を使わずに解くのが前提で、SPI のように時間の短い試験では、型を知っていると速く解けます。