数独の彩色法(カラーリング)とは? 2色で塗って候補を消す
彩色法(Coloring)は、ある数字について「このユニットでは 2 マスのどちらか」という関係をつないでいき、つながったマスを 2 色で交互に塗る手筋です。同じ色のマスは「全部その数字」か「全部その数字でない」のどちらかで、必ずどちらかの色が正解になります。
2 色の両方から見えるマスからは、その数字を消せます。また、同じ色の 2 マスが同じユニットにあれば、その色は間違いだと決まります。
例で見る
鬼難易度数独の「鬼」No.728 の途中です。
① 数字を 1 つ決めて、その候補をすべて見る
2 に注目します。盤面の 2 の候補を、すべて見ていきます。
② 「2 マスのどちらか」の関係をつなぎ、2 色で交互に塗る
2 が 2 マスにしか入らないユニットを探して、つないでいきます。
- 行4 では R4C2 か R4C5
- ブロック4 では R4C2 か R6C1
- 行6 では R6C1 か R6C6
- ブロック5 では R4C5 か R6C6
- 列5 では R4C5 か R8C5
- 行8 では R8C5 か R8C7
- 列7 では R8C7 か R7C7
これで 7 つのマスがつながります。R4C2 を青として、つながった相手を紫、その相手を青……と交互に塗ると、青は R4C2・R6C6・R8C5・R7C7、紫は R6C1・R4C5・R8C7 になります。
③ 青と紫の両方から見えるマスから消す
青と紫のどちらかは、必ず全部が 2 です(理由は次の節)。R7C1 は、紫の R6C1 と同じ列1、青の R7C7 と同じ行7 にあり、青からも紫からも見えます(図の矢印)。だから R7C1 からは 2 を消せます。
なぜ消せる?
「2 マスのどちらか」でつながった 2 マスは、片方が 2 ならもう片方は 2 ではなく、片方が 2 でなければもう片方が 2 です。だから、R4C2 が 2 なら青のマスが全部 2、R4C2 が 2 でなければ紫のマスが全部 2 になります。
R7C1 は、紫の R6C1 と同じ列1、青の R7C7 と同じ行7 にあります。青と紫のどちらが正解でも、R7C1 から見えるマスに 2 が入るので、R7C1 には 2 は入りません。
同じ色がぶつかるとき
もう 1 つの使い方です。塗ってみて、同じ色の 2 マスが同じ行・列・ブロックにあったら、その色を全部その数字にすると、1 つのユニットに同じ数字が 2 つ入ってしまいます。その色は「全部その数字でない」と決まるので、その色のマスすべてからその数字を消せます。反対の色のマスは、すべてその数字に決まります。
見つけるコツ
- 数字を 1 つ決め、その数字が 2 マスにしか入らないユニットを全部探して、線でつなぎます。
- つながりが長いほど、消せるマスが見つかりやすくなります。
- 途中で「2 マスのどちらか」でないユニット(3 マス以上に候補がある)を通ってはいけません。