数独の W-Wing とは? 離れた2つのペアを1本の線でつなぐ
W-Wing は、候補がどちらも {X,Y} の、互いに見えない 2 つのマスを使う手筋です。どこかのユニットで X が 2 マスにしか入らず、その 2 マスがそれぞれ {X,Y} のマスから見えるとき、2 つの {X,Y} のマスのどちらかは必ず Y になります。
そのため、2 つの {X,Y} のマスの両方から見えるマスからは Y を消せます。
例で見る
鬼難易度数独の「鬼」No.355 の途中です。
① 候補が同じ 2 つの数字の、離れた 2 マスと、それをつなぐユニットを探す
R4C7 と R8C2 は、どちらも候補が {8,9} で、互いに見えません。行6 で 8 が入れられるのは R6C2 と R6C7 の 2 マスだけで、R6C7 は R4C7 と同じ列7、R6C2 は R8C2 と同じ列2 にあります。
② 2 つのマスの両方から見えるマスから、もう一方の数字(9)を消す
R4C7 か R8C2 の少なくとも一方は 9 になります(理由は次の節)。R8C7 は、R8C2 と同じ行8、R4C7 と同じ列7 にあり、両方から見えます(図の矢印)。だから R8C7 からは 9 を消せます。
なぜ消せる?
行6 の 8 は、R6C2 か R6C7 のどちらかに入ります。
- R6C7 が 8 のとき: 同じ列の R4C7 は 8 になれないので、9 に決まります。
- R6C2 が 8 のとき: 同じ列の R8C2 は 8 になれないので、9 に決まります。
どちらにしても、R4C7 か R8C2 の少なくとも一方は 9 です。R8C7 は、R8C2 と同じ行8、R4C7 と同じ列7 にあり、両方から見えるので、9 は入りません。
見つけるコツ
- 盤面の離れたところにある、候補がまったく同じ 2 つの数字のマスの組を探します。
- 2 つの数字のどちらかについて、2 マスにしか入らないユニット(行・列・ブロック)を探し、その 2 マスがそれぞれの組のマスから見えるかを確かめます。
- つないだ数字(この例では 8)ではなく、もう一方の数字(9)を消すのがポイントです。