Vercel の Promote と Instant Rollback は、どう違う?
Instant Rollback は、前に本番に出ていたデプロイへ、再ビルドせずにドメインを向け直す操作です。速いので、本番で問題が起きたときの復旧に向きます。
Promote to Production は、Preview のデプロイを本番に出す操作で、本番の環境変数で作り直し(再ビルド) ます。自動の割り当てを止めて作った本番用のデプロイ(Staged)を Promote するときは、再ビルドしません。
3 つの出し方の違いは?
| 操作 | 対象 | 再ビルド |
|---|---|---|
| Instant Rollback | 前に本番に出ていたデプロイ | しない |
| Preview を Promote to Production | Preview のデプロイ | する(本番の環境変数で) |
| Staged の本番デプロイを Promote | 本番用に作ったが、まだ出していないデプロイ | しない |
Instant Rollback
対象前に本番に出ていたデプロイ再ビルドしないPreview を Promote to Production
対象Preview のデプロイ再ビルドする(本番の環境変数で)Staged の本番デプロイを Promote
対象本番用に作ったが、まだ出していないデプロイ再ビルドしない
Preview のデプロイを、本番に出すには?
- プロジェクトの Deployments を開く。
- 出したいデプロイの「…」から Promote to Production を選ぶ。
- つながるドメインを確かめ、もう一度 Promote to Production を押す。
Preview と本番で環境変数を分けているときは、本番の値に切り替わります。Preview の環境変数を、本番のデプロイで使うことはできません。
本番に出す前に、本番の設定で確かめるには?
Settings の Environments で Production を選び、Branch Tracking の Auto-assign Custom Production Domains を切ります。すると本番ブランチのデプロイは、すぐには本番のドメインに出ず、Staged(待機)になります。生成された URL で確かめてから、「…」の Promote で本番に出します。このときは再ビルドしません。
一度 Promote したデプロイを、もう一度 Promote することはできません。前に出したデプロイに戻したいときは、ロールバックを使います(本番を前のデプロイに戻すには?)。
参考にした資料
- Vercel Docs「Promoting Deployments」
- Vercel Docs「Performing an Instant Rollback on a Deployment」
- Vercel Docs「Environments」
記事は Vercel の公式ドキュメントをもとにした、個人のまとめです。画面の名前やプランの数字は変わることがあるので、最新は公式ドキュメントで確かめてください。Verdash は Vercel Inc. の公式アプリではありません。Vercel は Vercel Inc. の商標です。