Vercel の Preview と Production は、何が違う?
Production は、本番のドメインで利用者に見せるデプロイです。本番ブランチ(ふつうは `main`)に push やマージをすると、Production のデプロイができ、成功すると本番のドメインがそれを指します。
Preview は、本番に影響させずに確かめるためのデプロイです。本番ブランチ以外のブランチへの push や、プルリクエストで自動にでき、それぞれに URL が付きます。環境変数は Production と Preview で別々に持てます。
どんなときに、どちらができる?
| Production | Preview | |
|---|---|---|
| できるとき | 本番ブランチへの push・マージ。CLI の --prod | 本番ブランチ以外への push。プルリクエスト。CLI で --prod なし |
| URL | 本番のドメイン | 自動で付く URL(ブランチごと・コミットごと) |
| 環境変数 | Production の値 | Preview の値(ブランチごとに上書きできる) |
できるとき
Production本番ブランチへの push・マージ。CLI の--prodPreview本番ブランチ以外への push。プルリクエスト。CLI で--prodなしURL
Production本番のドメインPreview自動で付く URL(ブランチごと・コミットごと)環境変数
ProductionProduction の値PreviewPreview の値(ブランチごとに上書きできる)
新しいプロジェクトの最初のデプロイは、どのブランチからでも Production になります。
Preview の URL は、2 種類ある?
あります。ブランチの URL は、そのブランチの最新のデプロイをいつも指します。コミットの URL は、そのコミットのデプロイだけを指します。プルリクエストのコメントや、ダッシュボードで確かめられます。
staging(検証用の環境)をつくるには?
| やり方 | 向いているとき | 使えるプラン |
|---|---|---|
| カスタム環境 | 専用のブランチ・ドメイン・環境変数を持つ、名前付きの環境がほしい | Pro・Enterprise |
| Preview のブランチを staging に | staging ブランチに決まったドメインと、ブランチ用の環境変数を付ける | Hobby を含むすべて |
| 本番デプロイを Staged にする | 本番の設定で作ったものを、本番に出す前に確かめる | すべて |
カスタム環境
向いているとき専用のブランチ・ドメイン・環境変数を持つ、名前付きの環境がほしい使えるプランPro・EnterprisePreview のブランチを staging に
向いているときstagingブランチに決まったドメインと、ブランチ用の環境変数を付ける使えるプランHobby を含むすべて本番デプロイを Staged にする
向いているとき本番の設定で作ったものを、本番に出す前に確かめる使えるプランすべて
Staged の本番デプロイは本番の環境変数を使うので、確かめるときも本番のデータベースなどにつながります。分けたいときは、カスタム環境か Preview のブランチを使います。
参考にした資料
- Vercel Docs「Environments」
- Vercel Docs「Deploying Git Repositories with Vercel」
- Vercel Docs「Environment variables」
記事は Vercel の公式ドキュメントをもとにした、個人のまとめです。画面の名前やプランの数字は変わることがあるので、最新は公式ドキュメントで確かめてください。Verdash は Vercel Inc. の公式アプリではありません。Vercel は Vercel Inc. の商標です。